はじめに・・・このページは、掲示板やメールなどで語られた、皆さんのお話を保存版として置いておく場所です。

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第壱話 
---  稲田さんの暑い夏の日のこと ---

2002/07/10(Wed) 18:33

稲田さんの「皆さんこんにちは。 こんなの釣れました。ペットは責任持って飼わんといけません。」

という言葉から、その「おはなし」は、はじまった。


>> こちらです。 (と、投稿された写真↓)


以下、稲田さんの書込みより

いや〜、大変でした・・・・・・・。
本来テスト勉強中でこういうこと好ましくないのですが?
「川になんか変な魚がおる!」・・・
なんて言われたらねぇ・・(笑)

さて、そう言われて行った時この魚は姿を消していました。 しかし、ガーは水面にあがってこなくてはなりません。
そこで待ちました。待つ事30分・・・・・・・・
遂に出ました!「でかっ!!」と言うのが第一印象でした。
さっそくアメリカザリガニを餌に第一投。
丁度ガーの後ろにザリガニが落ちました。
・・・が無反応
おかしいな〜と思いつつリールを巻くと・・・・

それまでじっとしていたガーが、「ぎろっ!」とザリガニを見ました・・ そして、「バッコ〜ン!!」と言う音とともに、ヒットしました。 しばらく飲み込ませてから・・・・びしっとあわせを入れると
しっかり掛かったようです、魚が暴れ出しました。
普通の魚なら、掛かったとたんに慌てふためいて逃げ回る のが普通ですが、こいつは違いました・・・・。

底に潜ったかと思うと、じわじわと泳ぎ、そして水草やくいの近くに来ると、ラインをそれに擦りつけ、一気に切ろうとするのです。
計画的にラインを切ろうと泳ぎ回るのです。

遥か昔に進化を止めた魚(学術的な突っ込み不可)ですが、 そのDNAは好戦的です。
飛んで潜ってまた飛んで、 その上まだまだ暴れ続けました。

格闘する事10数分。遂に寄せられてきましたが・・・・・・

デカイ!
しかもこの期に及んでタモ忘れてるし・・・・・

こうなったらハンドランディングに持ち込むしかありません。 くちばしを抑えてしまえば何とかなるでしょう。
しかし・・・そううまくは、いきませんでした。

その上、普通の魚と違って、体力が無くなっても 呼吸一回するだけで、100%近い力に戻るのです。
寄せては逃げられ、逃げられては寄せ・・・を繰り返して、 よってきたガーを抱きかかえようとしました。
がしかし、奴はそこで残る全力を振り絞り抵抗、 ラインは「パーン!!」と音を立てて切れました。

魚は深みに逃げていってしまいました。

呆然と立ち尽くす私。いったいこの先どうなってしまうのでしょうか?

to be continued・・・・・



とりあえず、ハリのスペアがない事に気付いた私は、 ハリを買いに出かけることにしました。
その間、場所を休ませておこうと思ったのです。

ハリを買いに行ってきました。使うのはヤマシタの 太刀魚バリの6号です。
これにザリガニを付けて、待つ事にしました。
ザリガニを装填し、ただひたすら浮いて来るのを待ち続けました。

しかし・・・・浮いてきません。

そりゃそうやなぁ、散々引っ張りまわされた後やもんなぁ・・・・・
と、諦め半分に見ていました。
すると、2時間も経った頃でしょうか。
遥か向こうの岸寄りに、一匹の大きな魚が居るではありませんか!
しかも、見ている前で「バフッ!」と空気呼吸しました。
間違いない・・・と思ってザリガニを装填、奴に向けて投げました・・・
が、遠すぎて届きません。しかも足元に落ちた仕掛けに 雷魚ヒット!!
やべーよやベーよと思っていると、すぐ外れました。

雷魚バラシによって、後残っているザリガニは1匹になってしまいました。
それでどうしても仕留めなければなりません。 対岸に回り、ガーの居るところにそっと近づきました・・・・・

いたよ。でかいよ。勘弁してよ(泣)

そっと目の前に落とすと、ガーは逃げていってしまいました。
が、まだ近くにいます。駄目で元々ともう一度投げると、 「バシャッ!!」と音を立てて、姿を消しました

ああ、もうチャンスは無いんやなぁ・・・・・・・

何でばらしたんやろなぁ・・・・・・

いつもやったらばらさへんやろになぁ・・・・・・

と思っていたその時!!

「クン!」?糸が「クン!クン!」と動いています。

そして・・・す〜っと動き出しました。
ばらした雷魚でも掛かったんやろなぁ・・・・・・・

と思いやる気無さげにピシッとあわせました。


「グン!」という衝撃の後、まるで地球でも釣ったような手応えが

しました。・・・・・・まさか!(激喜)

と思い3回強いあわせを入れました。


・・・・ すると、 「ドッバーン!!」と言う音とともに飛び出したのは 紛れも無い
アリゲーターガー

どうやら2回とも餌を見て逃げたのではなく、襲おうとしていたようです。
跳ねた後は、地面を引きずるような強い引きが待っています。

じわじわ糸が出されていくのを何とか耐えていると、

突然「ズギャ〜ッッ!!」と走り出します。

よく見ると、ラインの残量は残り少なくなっていました。

to be continued・・・・・



今度は先程とは比べ物にならない力で抵抗しました。 しかも、川をゆるりゆるりと下り始めました。
こうなったら仕方がありません、魚を追跡する事にしました。 川辺をたたたっと走りながら、距離を詰めていきます。

大分距離が詰まったその時、目の前にテトラポットが 映りました。

・・・・・最初からここに持ち込むつもりで 暴れていたのか・・・・・


このままでは確実に中に入られ、 糸が切られてしまいます 。
危険を承知で、テトラの上を トコトコ歩きつつ、ロッドワークだけで潜られるのを食い止めていきます。

今度こそ釣り上げられるだろう・・・・・

と思いましたが、まだまだ釣り上げられませんでした。

ラインブレイク作戦が失敗したガーは、一か八かの 沖合いでの勝負に出たのです。
ものすごい勢いでラインが出て行きます。

それでも距離を詰めていると・・・・・・

足場がなくなってしまいました。
ああ、ここまでか、と思いましたが、 ここで釣り上げられなかったらガーの勝ち
もうチャンスは巡って 来ないでしょう。

・・・引潮だった事が幸いしました。

水はかなり浅くなっています。川の中に入っての追跡が始まりました。
川底を歩きながらガーを追い詰めていきます。

すると、突然深みに 出てしまいました。

このままでは危ない、どうしよう・・・・

と考えあぐねた結果、ガーを追って泳ぐ事にしました。

平泳ぎで泳ぎながらガーを追い詰めます。
やがて再び、 水深1m位のところに出ました。このまま岸まで引いていければ・・ と思った拍子に、また抵抗し始めました。

しかも、また狙ったかのように、そこは水草の密集地帯でした。

水草を必死にかわします。すると、ガーは また深場に戻ろうと泳ぎ始めました。

すかさず ガーの前に回りこんで威嚇します。

するとガーは向きを変えて、また浅場に戻りました。

しかしその後も何度か、魚は深場に戻ろうと泳ぎ、その度に 私は魚の前に回り込まねばなりませんでした。

・・・もう人も魚も限界です。お互い動きが鈍くなってきました・・・

が!

先にガーが動きました。

水面に急上昇し、一息つくと 猛然とこちらに向かって泳ぎ始めました。
最後の力を 振り絞ってラインを切るつもりです。

何とか回り込んで 食い止めましたが、もういちどやられたら切れてしまうでしょう。

と思っていたら・・・・・・・

何と、水中に沈めていたネット(後から持ってきました) に、自分から入ってきてくれたのです。

そして、無事釣り上げる運びとなりました。

網に入ったガーは思いのほか大きく
ずっしり
とした手ごたえがありました。

・・・とにかく、無事釣り上げる事ができたのです。



 【あとがき?】
 軽めの文章になってしまいましたが、 こんな感じで釣りました。三平君も大変だっただろうなぁ (^^
 ミディアムライトのバスロッドに、小型スピニングリールと 8lbラインの通し(2号)で、釣り上げました。
 ・・・・はっきり言ってもう釣りたくないです(/。\)   かんなり疲れました。

 新聞社の方には、興味本位だけの記事にしないようにお願いするつもりです。

 【そのガーは・・・】
 最も重大な事に気付きました。 「ガーのサイズ書き忘れた!!」のです。
 サイズは、全長86cm、体重12kg、クチバシの幅8cm、顔の長さ23cm、 胴回り35cmとなっております。

 【その後のガー】
 ちなみにこのガーさんは、我が家のビニールプールにいれて、 しっかり重石をした金網を置いてあったのですが、
 さっき それが吹っ飛ばされたらしく、その轟音で目が覚めました。 発見が早かったため、今では元気にしています。

 【さらに その後のガー】
 ガーの引き取り先も決定しました。
 これで、不幸な運命をたどったガー君も、幸せになれるでしょうか・・・?

 【泳いだ事について】
 川に飛び込んだのは、実はこれが2回目なのです。(爆)
 前回は2年前、根掛かりした錦鯉を捕まえるために 飛び込みました。(^^)普段、絶対釣れない魚だったんで。
 で、泳いで追跡しましたが、そのお陰で今全身筋肉痛です。


 【写真について】
 自転車は後ろのとは違います、はい。 実際はブリジストンの赤い自転車なのです。
 しかも散髪行ってないから髪伸び放題だし・・・・・・ こんな事になるなら、事前に散髪に行っておけばよかったです(--)
 ちなみに何故背景が学校かというと、友達の家に持って行った際に、 小学校の方がおられ、「もしこの魚が大きくなって、
 川遊びをしている 子供が襲われたら危ない。なので、この魚について説明して欲しい。」 と言う主旨のことを言われ、
 そこで写真をとっていただいたため 背景学校になったのです。
 あと、私は釣り場へは、釣り道具しかもって行かないので、 残念ながらフィールド写真は無しです。

 【戦いの後に・・・】
 この後日談があります。
 網に入れたまま堤防を駆け上がると、そこには散歩客のおっちゃんが。
 その時交わした会話の記録(笑)です。
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おっちゃん:「うわ、何ですかこれ!?」
 私:「ガーっちゅう、北米の魚ですね〜。」
 お:「よう釣れましたね、今の気持ちはどんなんですか?」
 私:「おなかすきました。」
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 と答えたという、話が残っています(--)


報道もされました



    ■ 朝日新聞社 ASAHI.COM にて
      ”尼崎の川にワニ出現? 実は古代魚アリゲーターガー ”

    ■ 猪名川流域放送局 猪名川ニュースにて
       ” 尼崎でワニ!? ”


みなさまより ・・・

【きらりきらさんより】
あっ、稲田さん髪伸びたジャン♪ 私は更に短くしてるよん♪ と、ヘンなところで引っかかるのは止めて(爆)
やはり、有言実行の男・稲田、ここにアリですね。 こんなのが日本にもいるかと思うと悲しくなります。
こんなニュースがきっかけでアクアリスト全体のモラルと思われるのも 嫌ですよね。 
でも、稲田さんが全アクアリストを代表して新聞社に事情をキチンと説明してくれることと思います。
(とプレッシャー・笑) がんばれー。

【ピラ父さんより】
力作の3部作、一気に読みました!(笑)
・・・えっ、泳いだの?・・・こうゆうのって釣りキチ三平の 話の中だけだと思ってましたから・・・驚きました!(汗)
う〜む、まさに釣りキチ三平の世界! ここで魚神さん(海月さん)のコメントを聞きたいところです ね!?(笑)
・・・じっちゃん(きらりきらさん?)のコメン トも!(爆)・・・きらりきらさんの実像はオットコマエで、 髪の毛もフサフサです。
イメージ、変になってしまうとマズイ ので一応。(汗・笑)

【洸 さんより】
釣りキチ稲田ちゃん!やっぱアンタは凄いわ!
何が凄いかって、そのギャップ!!身長高ッ!髪の毛長ッ! 自転車派手ッ!しかもなんだか気持ちよさそうだし・・・・・爆
いやいや、もっと違うイメージしてましたよ!!
しかも文章も面白い!!下手な小説家よりも上手い文だよ!! ・・・・・おっと!これはホンマの事か・・・・・・(笑)
泳いだ所から、おいおいそりゃなんでもヤリスギやろと思いましたが、私も川泳いでるんで、まぁ〜同類か!と思って楽しめました!!(爆)おっと!楽しんでいる場合じゃありません!! 早速、今月号のアクア雑誌に投稿しまくるんで、よろしくね〜。(爆)
(*´ο`*)もう私達結婚するしかないね!えへ♪ メール待ってます♪(おえ)


引き取られたあと ・・・

【天邪鬼さんより 2002/10/02】

さて例の稲田さんの釣上げたアリゲーターガーですが最近ではすっかり元気になって牛ハツをガツガツ食べてます。
もうしばらくすれば狭い水槽から脱出できそうですし僕的にはどこまで大きくなるのか楽しみです。
ちなみに飼育しているのは僕ですが僕の飼育魚ではありません(爆)
アリゲーターは一応現在元気に泳いでいますしほぼ全快と言って良いと思うんですがとにかく水槽が一杯×2なので早く移してあげたいですね!

Naomiさん実はこのアリゲーターは紅小僧さんと言う方が稲田さんから譲っていただいたんですが仕事が一緒なのでうちに水槽を置いています! だから殆どの世話を僕がしている訳です(笑)

稲田さんずいぶんお待たせさせてしまいました(汗)
アリゲーター水槽越しに測ったら89cmになってましたよ!

最近は水温の低下に伴い食欲も若干落ちてきましたが元気一杯です。
とりあえず2メーター弱位になったアリゲーターガーを見てみたい気もしますが洒落にならない位怖いでしょうね(笑)
しかし最近アリゲーターがショップで安く売られているので興味本位で飼育して大きくなったら川に放すという事なので結局イタチゴッコですが本格的にこの問題を考えて行かないとアリゲーターガーが帰化したらそのうち人間にも被害が出る可能性ありますし怖いですね・・・。 稲田さんあと1〜2匹であればアリゲーター何とかなりそうですから安心して釣上げてくださいね!
現在水槽前面に例の新聞切り抜き貼り付けてあります。





・・・ 稲田さんより ・・・

 うをおおおおおおおおおお!?
 何かページが追加されてる!!??
 ・・・・私のつたない文章をのっけていただき
 本当に有難うございますぅ!!!
 ・・・・しかし今読み返してみると、文法が
 「めっちゃくちゃ!何がなんだか解らない♪」って感じですねぇ。。
 まさかこんな記事にしていただけるとは思わなかったので、
 思ったままの言葉を書いてしまいました〜。推敲したらもっと良い文章になったのですが・・・・・。
 いや、でも本当に有難うございました。
 うまい言葉が見つかりませんが、こんな形で乗っけてもらえるとは
 夢にも思いませんでした。
 家族一同、大変感謝しております。


 【Naomiより】  ご家族にも喜んで頂いてよかったです。(笑)
 私の方も、ワクワク読ませていただきました。掲示板で流してしまうには、勿体無いので、ここに。
 ということで、またの「おはなし」おまちしております。

| ショートノ−ズガー捕獲*其の弐 | シルバーアロワナ捕獲 |




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